ちちんぷいぷい

気付けば前の投稿から10日も経っていた...せめて毎日何かを書いていたい.公開するにせよしないにせよ.

いまひとりで住んでいる部屋にはテレビがない.だからといって生活で特に困ることはない.ただ,ある時ふと見たくなるテレビ番組はいくつかある.ちちんぷいぷいなどがそうで,平日昼間から実家に帰ることができた場合は,なんとなくぷいぷいを見て夕方6時を迎えることがほとんど.番組を取り巻くゆるい雰囲気が好みで,いろんなひとが思い思いに話している感じで見ていると落ち着く.基本的にはなごやかなトピックが多いが,社会問題などのシビアなトピックを取り扱うこともある.そんなときもあまり重い空気にはならないからすごい.

このあいだは,大統領選の速報をやっていた.あいかわらずのトーンで進行されていて,ほかのチャンネルに比べるとそのすき間がありがたいような感覚だった.信じがたいと言われるような結果が出たわけだけど,現実に出たものは出たのだからそれを受け止めて,考えたり行動したりしなければならない.なんとなく,今まで信じていた正しさのあり方を考え直したほうがいいのかなと感じている.

そのほかにもいろいろ思うところもあるけど一旦置いておく.こういう慎重な姿勢が評価されるのは幻想なのかもしれないな.

インターネットの心理学

面白そうなタイトルだったので斜め読み.

http://www.pnas.org/content/early/2016/10/25/1605554113.abstract

1200万人のデータセットから,ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)でのアクティビティと,実際の死亡率との関連を検討した研究.概要だけで既にかなり目を引くけど,結論としてはなかなか妥当なところに落ち着いている.SNSによって社会とつながりを持つこと(social integration)によって,死亡リスクが下がる.

著者らが挙げている結果の例としては,フレンド申請の数は低死亡リスクと関連するけど,フレンドになることは関連しないことや,写真付き投稿の数が低死亡リスクと関連すること,メッセージは多すぎても少なすぎてもダメでほどほどな頻度のやりとりがもっとも死亡リスクが低いことなど.

これらの結果の例からは何となく「承認欲求を満たせば死亡リスク下がるのでは?」という可能性も思いついたけど,ちゃんと全文を読んではいないから眉唾.また時間のある時に読もうかな.