インターネットの心理学

面白そうなタイトルだったので斜め読み.

http://www.pnas.org/content/early/2016/10/25/1605554113.abstract

1200万人のデータセットから,ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)でのアクティビティと,実際の死亡率との関連を検討した研究.概要だけで既にかなり目を引くけど,結論としてはなかなか妥当なところに落ち着いている.SNSによって社会とつながりを持つこと(social integration)によって,死亡リスクが下がる.

著者らが挙げている結果の例としては,フレンド申請の数は低死亡リスクと関連するけど,フレンドになることは関連しないことや,写真付き投稿の数が低死亡リスクと関連すること,メッセージは多すぎても少なすぎてもダメでほどほどな頻度のやりとりがもっとも死亡リスクが低いことなど.

これらの結果の例からは何となく「承認欲求を満たせば死亡リスク下がるのでは?」という可能性も思いついたけど,ちゃんと全文を読んではいないから眉唾.また時間のある時に読もうかな.

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